国内女子ツアーのスタジオアリス女子オープンは11日、兵庫県の花屋敷ゴルフ倶楽部 よかわコースを舞台に第2ラウンドの競技を終了。トップタイから出た藤田光里が2アンダー70とスコアを伸ばし、通算4アンダーで初優勝に王手をかけた。

　藤田は8番でダブルボギー、9番でボギーを喫すると、7番までに奪った2つのバーディの貯金を吐き出してしまう。それでも、13番からの5ホールで4バーディをマークして抜け出すと、6バーディ、2ボギー、1ダブルボギーでホールアウトし、後続に3打差をつけた。今季は3度、5位以内の好位置で予選ラウンドを突破したが、いずれも決勝ラウンドで崩れてチャンスをものにできず。4度目の正直で、悲願のトロフィを掲げることができるだろうか。

　上位は混戦模様。通算1アンダーの2位タイに、前週優勝の渡邉彩香、昨季賞金ランク5位の成田美寿々、菊地絵理香、岡村咲が並んだ。通算イーブンパーの単独6位には表純子、トップと5打差の7位タイに、上田桃子、2013年賞金女王の森田理香子、笠りつ子、飯島茜などがつけており、2位から3打差以内の21人が優勝を狙える位置にいる。

　鈴木愛が通算3オーバーの23位タイ。3位タイから出た藤本麻子は、1バーディ、5ボギー、1ダブルボギーの6オーバー78と失速し、通算5オーバー38位タイに順位を落とした。ホステスプロの堀奈津佳は、通算10オーバー75位タイで香妻琴乃らと並び、予選落ちとなっている。

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