石川遼を超える14歳でプロ転向を果たした加賀崎。天才レフティが今季国内ツアー初参戦となる。

　25日に茨城県の大利根カントリークラブ（西コース）を舞台に開幕する国内男子ツアー「アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ ダイヤモンドカップゴルフ」に、オーストラリア在住のプロゴルファー加賀崎航太が出場することが発表された。同大会は昨年以来2度目の出場。国内ツアー参戦はコカ・コーラ東海クラシック以来となる。

　豪州ツアーを主戦場に戦っている現在17歳の加賀崎は、前週サウス・パシフィック・オープン選手権（豪州ツアー）で2位タイフィニッシュ。初日は「71」でやや出遅れたものの、2日目以降に巻き返して自己最高位を獲得していた。

　8歳からゴルフをはじめ、9歳の時には約1年間で3回のホールインワンを達成して「リトルタイガー」のニックネームを得た加賀崎。翌年10歳で出場した世界ジュニア選手権（9-10歳の部）で2位に入るなど早々に頭角を現すと、2009年にタイガー・ウッズ（米）とのエキシビジョンマッチを行い、タイガーからもその実力を認められていた。