23歳になった遼 苦手ホスト大会で初Vなるか?
2014年9月17日(水)午前11:54
23歳になった石川遼が苦手ホスト大会で初優勝を狙う。
国内男子ツアーのANAオープンゴルフトーナメントは18日、北海道の札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コースを舞台に開幕。今大会では米男子ツアーの2013-14シーズンを終え、帰国した石川が今季4試合目の国内参戦を果たす。2008年にANAとスポンサー契約を結んだ石川にとって今週はホスト大会だが、過去5回の出場で予選落ちが2回、最高成績も2010年の12位タイと思うような結果を残せていない。
それでも今季は主戦場の米国で自身初のプレーオフシリーズ進出、国内でも7月のセガサミーカップで2年ぶりとなるツアー優勝を果たすなど躍進。大会前日の17日には23歳になった。記念すべきバースデーウィークで大会初Vとなるか? 次週のアジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ ダイヤモンドカップゴルフ(25?28日/茨城県、大利根カントリークラブ 西コース)の出場も決定しているが、この2戦は石川にとってシーズンの総決算となりそうだ。
ディフェンディング・チャンピオンは小田孔明。最終日首位スタートを切ると最終的には後続に4打差をつける圧勝で2年ぶりの優勝を飾っている。今季はここまで11戦に出場して優勝1回、トップ10フィニッシュ5回と安定した成績を残して賞金ランキングトップを快走中。連覇達成で賞金王をグッと引き寄せることが出来るか? 石川が優勝したセガサミーカップでは最終日を首位で出ながらもプレーオフの末敗れており、そちらのリベンジなるかも注目だ。
その他、ツアー通算11勝中3勝を北海道で挙げているこちらもホストプロの池田勇太(2010年大会覇者)、前戦フジサンケイクラシックで悲願の初優勝を飾った岩田寛、藤田寛之、張棟圭(韓)、宮里優作ら賞金ランキング上位勢も出場する。前週1週間のオープンウィークをはさんだ国内ツアーだが、ここからの12戦はノンストップ。その初戦を制して賞金レースで勢いに乗るのは果たして誰だ?