苦境に立たされたタイガー 得意Cでキャリアワーストオッズに
2015年2月4日(水)午後7:35
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このまま“タイガー時代”は終焉となってしまうのだろうか?
現地時間1月29日開幕の「フェニックス・オープン」で、約5か月ぶりの復帰を果たした元世界ランキングNo.1のタイガー・ウッズ(米)。だが、同大会では期待とは裏腹に初日から出遅れると、2日目にキャリアワーストとなる『82』を叩いて、出場選手中最下位で予選落ちというふがいない姿を見せてしまった。
大会後に発表された世界ランキング(2月1日付)では、前週から9つ順位を落としついにトップ50圏外(56位)に後退。プロ転向5戦目の「ラスベガス招待」で初優勝を果たして以降、ツアー79勝を挙げてきたタイガーが最も順位を落としたのは、負傷続きだった2011年11月に記録した58位ということからも不調ぶりが伺える。
また、上位50位を逃したことにより、世界ゴルフ選手権(WGC)に参戦出来ない可能性も出てきた。来月の「WGC-キャデラック選手権」(3月5?8日/フロリダ州トランプ・ナショナル・ドラル)に出場するには、2月23日か3月2日時点のランキングでトップ50入りが必須。それが叶わなければ、タイガー不在のままWGCが行われることになる。
今週は過去8勝(08全米オープンを含む)を誇る、トリーパインズGCが舞台の「ファーマーズ・インシュランス・オープン」が控えているが、大会前に発表されたタイガーのオッズは51/1(51倍)。これはプロ転向後、ワーストの数字だという。果たしてかつて無敵を誇った虎は、このまま消えていってしまう運命なのか? ゴルフファンとしてはその前にもう一花咲かせてほしいところだが……。
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