現地時間28日、最新のゴルフ世界ランキングが発表された。

　茨城県の大利根カントリークラブ 西コースを舞台に開催された国内、アジアン両ツアー共催のアジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ ダイヤモンドカップゴルフを制した藤田寛之が、前週までの同ランク182位から127位にジャンプアップ。55ランクアップを果たし、日本勢では同20位の松山英樹、65位の小田孔明、83位の石川遼、108位の谷原秀人に次ぐポジションを確保した。

　同大会の最終日を首位と4打差の14位タイからスタートした藤田は、圧巻のゴルフで「66」を叩きだして鮮やかな逆転勝利。4月のつるやオープン、8月のＫＢＣオーガスタゴルフトーナメントに次ぐ今季3勝目を飾り、賞金ランクではトップに浮上。2年ぶり2度目の賞金王獲得に向け、視界良好となった。

　前週はアメリカとヨーロッパの対抗戦 ライダーカップが行われており、欧米ツアーを主戦場とする上位選手に大きな変動なかった。1位ローリー・マキロイ（北アイルランド）、2位アダム・スコット（豪）、3位セルヒオ・ガルシア（スペイン）、4位ジム・フューリック（米）、5位ヘンリック・ステンソン（スウェーデン）以下、14位までランキングは変わっていない。