国内男子ツアーのTOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Centralは12日、岐阜県のTOSHIN Golf Club Central Courseを舞台に最終ラウンドの競技を終了。I・H・ホ（韓）が5アンダー67でプレーし、日本ツアーの最多アンダーパー記録（72ホール）を2打更新する通算28アンダーでツアー初優勝を飾った。

　後続に4打差、通算23アンダーと大きなリードを持って最終ラウンドをスタートさせたホは、記録更新に大きな注目が集まる中、前半に4つのバーディ（1ボギー）を奪って記録に並ぶと、後半出だしの10番でバーディ。11番で2つ目のボギーを喫したが、12番ですぐさま取り返すと、最終18番でバーディを追加して通算28アンダーでホールアウト。待望の初Vをツアー新記録とともに達成している。

　単独2位にはS・H・キム（韓）。大会レコードの11アンダー61と爆発した前日に続いて5アンダー67の好スコアで回り、優勝したホに4打差の通算24アンダーでトーナメントを終えた。通算22アンダー単独3位に近藤共弘、通算21アンダー4位タイには岩田寛、竹谷佳孝ら4人が入っている。

　また、藤本佳則は通算17アンダーで今田竜二らと並ぶ15位タイ、賞金ランキング2位の小田孔明は通算16アンダー18位タイで4日間の競技を終えた。尚、賞金ランクトップの藤田寛之は予選ラウンドで姿を消している。