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海外男子

タイガー、「キャリアの中でも最悪」なパッティングで出遅れ

2015年8月14日(金)午後4:57

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 米男子ツアーの今季メジャー最終戦、全米プロゴルフ選手権が現地時間13日にウィスコンシン州のウィストリング・ストレイツを舞台に開幕し、第1ラウンドの競技を終了。同大会で過去4度の優勝を誇るタイガー・ウッズ(米)は3オーバー75でラウンドし、86位タイと予選突破に黄色信号がともった。

 ラウンド終了後、タイガーは「良いショットを打ててはいたが、何も残すことができなかった」とうなだれた。その原因はパッティングだ。「これまでの長いキャリアのなかでも、パターに関しては最悪なものの1つだった。ひどかった」と話したように18ホールで33パット、パッティングのスコアに対する貢献率を示すストローク・ゲインド・パッティングはマイナス2.526となった。

 10番からのスタートで最初の7ホールはすべてパーオンに成功しながらも、バーディは16番の1つのみで、14番では3メートル弱のパーパットを外すなどスコアを伸ばすことが出来ず。その後は11ホールでパーオンは5ホールのみにとどまり、1バーディ、4ボギーとスコアを落としたが、時間が経つにつれて風が強くなってきたことを考えると十分にボールをコントロールすることはできていたと感じているようだ。

 過去にウィストリング・ストレイツで開催された同大会では2004年に24位タイ、2010年に28位タイと全盛期の力を持ってでも優勝争いに加わることができいない。「ゲームプランを守りながらいいショットが打てていたが、パットがしっかりと決まったのは1度だけだった」とここでもパッティングの不調を嘆いた。

 2日目は現地時間午後1時30分にティーオフする予定で、スタートホールから強い風が元世界No.1を容赦なく襲うことだろう。しかし、現在のカットラインは1オーバーで決勝ラウンド進出のためにはスコアを伸ばさないといけない。「こういう日もある。気持ちを切り替えないといけない。明日も今日ぐらい良いショットを打って、パットを決めたいね」と巻き返しを誓った。

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