国内男子ツアーのブリヂストンオープンゴルフトーナメントは23日、千葉県の袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コースを舞台に開幕する。選手会長の池田勇太が思い出の地で開催されるホストトーナメントで2週連続優勝を狙う。

　池田は前週行われた日本オープンゴルフ選手権競技で5年ぶりとなる公式戦タイトルを獲得。後続に3打差をつけて迎えた最終日はスコアを落としたが、3日目までのアドバンテージをいかして涙の今季初勝利を手にした。

　さらに、池田にとって今大会の舞台となる袖ヶ浦CCは幼少の頃から通う慣れ親しんだコースで、2009年と2010年大会では連覇を達成している。ホストプロ、前週優勝など、いくつもの“好条件”を持っている池田が優勝候補の一角であることは間違いない。

　その他、荒天のため54ホールに短縮された昨季大会を制した丸山大輔に、藤田寛之、小田孔明、岩田寛の現在の賞金ランキングトップ3も出場。今田竜二は2週前のTOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Central以来となる今季2度目の国内ツアー参戦を果たす。

　また、2012年に米男子ツアーのフェデックスカップ王者に輝いた大物、ブラント・スネデカー（米）もエントリー。優勝賞金3,000万円を巡る争いは最後まで目が離せない展開となりそうだ。