賞金トップ奪還へ! 小田が単独首位に浮上
2014年10月24日(金)午後5:39
国内男子ツアーのブリヂストンオープンゴルフトーナメントは24日、千葉県の袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コースを舞台に第2ラウンドの競技を終了。2打差6位タイから出た小田孔明が、通算10アンダーまでスコアを伸ばして単独トップに躍り出た。
賞金ランキング首位奪還へ小田が躍動した。この日はフロントナインを2アンダーで折り返すと後半一気にチャージ。10番、12番、15番、18番できっちりバーディを奪って、この日のベストスコア(タイ)6アンダー65をマークし、リーダーボードの最上段に浮上した。
今季はシーズンを通じて賞金ランク首位を快走してきた小田。だが、ダイヤモンドカップで藤田寛之に逆転を許し、現在は同ランク2位に甘んじている。トップの藤田とは約900万円差だが、優勝賞金3,000万円の今大会Vとなれば文句なしの賞金トップ返り咲きとなるだけに3日目以降の動向にも注目だ。
以下上位は通算9アンダー単独2位に矢野東、通算7アンダー3位タイに小田と同じく「65」を記録したプラヤド・マークセン(タイ)と李尚熹(韓)。通算5アンダー6位タイに竹谷佳孝、宮本勝昌、谷原秀人がつけている。初日40位タイと出遅れた招待選手のブラント・スネデカー(米)は、この日2つスコアを伸ばし通算2アンダー29位タイに浮上した。
また、大会ホストの池田勇太は初日に出遅れ予選通過が危ぶまれたものの、1アンダー70で回り通算1オーバー56位タイとカットラインぎりぎりでなんとか突破。同順位には前週池田と優勝争いを繰り広げた片山晋呉もつけている。一方でディフェンディング・チャンピオンの丸山大輔は2日続けてオーバーパー(73-74)を叩くなどふるわず。通算5オーバー88位タイで決勝ラウンドにコマを進めることは出来なかった。