室田が首位と2打差7位タイで決勝Rへ!国内シニアツアー優勝の勢いそのままに海外メジャー制覇を狙う
2015年6月27日(土)午後0:13
(写真提供:Getty Images)
米チャンピオンズツアーの今季メジャー第4戦、全米シニアオープンゴルフ選手権は現地時間26日、カリフォルニア州のデルパソカントリークラブを舞台に第2ラウンドの競技を終了。通算5アンダーとしたトム・ワトソン(米)、ジェフ・マガート(米)、ピーター・ファウラー(豪)の3人がリーダーボードのトップに並んだ。
首位と4打差の24位タイでこの日を迎えたマガートは、前半13番から連続ボギーを喫するも、直後の15番から怒涛の4連続バーディを奪う。これで一気に2アンダーまで伸ばして折り返すと、後半も4バーディ、1ボギーのラウンドで3つスコアを伸ばし、この日のベストスコアタイとなる5アンダー65でホールアウト。単独首位から出たワトソンが1アンダー69と伸び悩む一方で、ジャンプアップに成功している。
日本勢トップの8位タイからスタートした室田淳は、1アンダー69のラウンドでベルンハルト・ランガー(独)らと並ぶ通算3アンダー7位タイに浮上した。アウトスタート1番からバーディを先行させた室田は、3番のボギーでイーブンパーに後退するも、直後の4番から3つスコアを伸ばしてハーフターン。後半ではノーバーディの2ボギーと失速したものの、4バーディ、3ボギーのアンダーパーでこの日を終え、好位置で週末を迎えることとなった。
来月26日には60歳の誕生日を迎える室田だが、今季もレギュラーツアーと国内シニアツアーの両ツアーに出場しながら、先月行われた「全米プロシニア」、そして今回の「全米シニア」など海外ツアーにも参戦している。レギュラーツアー開幕戦の「東建ホームメイトカップ」では通算8アンダーの12位タイで終えるなど、「レギュラーでもまだまだやれる!」と力を発揮している。また、二週間前の国内シニアツアー「スターツシニア」では今季初優勝を飾っている。5月の「全米プロシニア」では22位タイで終えているだけに、国内ツアー優勝の勢いそのままに海外メジャー制覇の期待も高まる。
室田と並ぶ8位タイから出た昨季覇者コリン・モンゴメリー(スコットランド)は、連日の「68」で通算4アンダー4位タイに浮上。そのほか、2アンダー68で回った倉本昌弘は通算1アンダー20位タイで、1オーバー71のラウンドとなった井戸木鴻樹は通算1オーバーの36位タイで日本勢は3名全員が予選ラウンドを通過している。
全米シニアオープンゴルフ選手権は全ラウンド生中継!
シニアメジャー第4戦。1980年から始まった米国シニアナショナルオープンは、今年で35回目の開催となる。 連覇を狙うモンゴメリー、今年既に勝利を上げている、ルーキーのリー・ジャンセン、レギュラーツアーでも優勝争いを演じるミゲル・アンヘル・ヒメネス等、例年以上に厚いフィールドで開催される今大会は、初日から見逃せない!昨年はコリン・モンゴメリーがビッグタイトルを制した。
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