宮里兄弟が優勝戦線浮上! ジャンボ尾崎はエージシュート逃す
2015年5月15日(金)午後6:30
【大会三日目同組対決となった宮里聖志・優作(写真提供:JGTO)】
埼玉県の太平洋クラブ 江南コースを舞台に行われている、国内男子ツアー今季公式戦初戦の日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯。第2ラウンドを5バーディ、2ボギーの3アンダー68で回ったアダム・ブランド(豪)が、ただ一人スコアを二桁アンダー(通算10アンダー)に乗せてリーダーボードの最上段に立った。2打差の単独2位には、前日トップのK・T・ゴン(韓)がつけている。
海外勢がポールポジションを独占する中、日本勢は宮里藍の兄である聖志と優作の宮里兄弟が躍動した。インスタートの兄・聖志は、2ホール目の11番から3連続バーディをマーク。500ヤードのパー4、難関の15番をパーで切り抜けると、2アンダーでハーフターンする。後半はスコアカード通りのゴルフに終始したものの、2アンダー69にまとめ通算7アンダー3位タイの好位置で予選ラウンドを突破した。
一方の弟の優作は、1番から連続バーディと最高の立ち上がり。4番ボギーの後、7番から再び連続バーディを奪って3アンダーで前半を折り返す。後半も持ち前の安定したプレーで2つスコアを伸ばし、5アンダー66でホールアウト。初日はやや出遅れていたが、通算6アンダーの11位タイまで一気に順位を上げた。
その他、聖志と同じ3位タイに欧州ツアーでも戦う川村昌弘、藤本佳則、河井博大ら。この日のベストスコアタイとなる6アンダー65と爆発した2010、12年大会覇者の谷口徹が、通算4アンダーで武藤俊憲、岩田寛、室田淳と並ぶ24位タイに浮上した。
また、ビッグネームは揃って苦戦。永久シードの片山晋呉は最終ホールのバーディチャンスを生かせず、カットラインに1打足りない通算イーブンパーで予選落ち。エージシュートを逃した尾崎将司(2アンダー69)は、藤田寛之、池田勇太、金亨泰(韓)とともに通算3オーバー99位タイで決勝ラウンド進出を逃している。
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