プロ9年目26歳の片岡大育がツアー初優勝!アジアから日本、そして海外メジャーへ
2015年5月24日(日)午後4:00
国内男子ツアー今季第4戦の関西オープンゴルフ選手権競技は24日、滋賀県の名神八日市カントリー倶楽部を舞台に最終ラウンドの競技を終了し、片岡大育が4アンダー67をマーク。通算17アンダーでツアー初勝利を飾った。
13歳に親の勧めでゴルフを始めた片岡はわずか数年でナショナルチーム入りを果たし、2007年にプロ転向。翌年5月の「マンシングウェアオープンKSBカップ」でツアーデビュー。その後、なかなかシード権が穫れない中、アジアンツアーに挑戦するなど積極的にプレーの場を求めた。
【昨年のアジアンツアードバイオープンで6位に入る活躍を見せた片岡大育(写真提供:Getty Images)】
昨年初シードを掴んだ片岡は、「関西オープン」や 「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップ 」など数試合で優勝争いに加わる活躍を見せる。「フジサンケイクラシック」では4位タイに入るなど、賞金ランキング53位でシーズンを終え、二年連続でシードを確保した。
迎えた2015年、「今年の目標は優勝」と口にしていた片岡は開幕戦からその力を発揮する。悲願の初優勝に向け、最終日最終組のラウンドなった片岡だったが、スコアを伸ばしきれず4位で終えた。
「中日クラウンズ」、「日本プロゴルフ選手権大会日清カップヌードル杯」と予選通過を果たすも、上位フィニッシュとはならなかったが、「関西オープン」でそのチャンスが巡ってきた。
トップと1打差の2位タイからスタートした片岡は、立ち上がりの2番でバーディを奪うと、4番から圧巻の4連続バーディでリーダーボードのトップに。9番でボギーを叩いたが、後続に2打差をつけて後半へ。サンデーバックナインでは9ホールをスコアカード通りにプレーし、スコアを伸ばせず5バーディ、1ボギーでホールアウト。昨年はアジアンツアーに9試合出場するなど、海外のトーナメントにも参戦する26歳にとって、嬉しいツアー初優勝。そして、今季4戦目にして初となる日本人選手の優勝となった。
【9年目で悲願のツアー初優勝を掴んだ片岡大育(写真提供:JGTO)】
初優勝の喜び冷めやらぬ中、明日25日(月)には岡山県鬼ノ城ゴルフ倶楽部で開催される「全米オープン予選会」に出場予定の片岡。出場権を懸けて一日36ホールの過酷な戦いに挑む。藤田寛之、カナダのR・T・リーらと朝7時にスタート予定。
また、28(木)?開催される「?全英への道?ミズノオープン」では上位4位に入れば、「全英オープン」の資格を得る事もできる。
上位4名に入れなかったとしても、片岡には今季の賞金ランキングで「全英オープン」へ出場するルートも残される。今回の優勝で賞金ランキングは5位に浮上。6/4(木)?開催される「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills 」終了時点で賞金ランキング2名に入れば、「全英オープン」に出場できる。
【国内男子ツアー 賞金ランキング】
※関西オープンゴルフ選手権終了時点
1位 A・ブランド(\31,192,000)
2位 M・ヘンドリー(\28,604,000)
3位 I・J・ジャン(\27,725,000)
4位 山下和宏(\23,474,000)
5位 片岡大育(\22,345,400)
アジアを転戦しながら国内ツアーのシード、そしてツアー優勝を目指してきた片岡。初優勝の勢いと今季の好調を武器にメジャー挑戦の切符を掴むことができるか。国内男子ツアー「顔」として期待が高まる。
全英オープン出場を懸けた熱き戦い「?全英への道?ミズノオープン」とことん1番ホール生中継!
次回のとことん「とことん1番ホール生中継」は「?全英への道?ミズノオープン」です。全英オープンの出場権が上位4名に与えられる今大会。今年、海外メジャー挑戦の切符を手にするのはだれか!?
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