国内男子
小田龍、トップタイ浮上で5年ぶりツアー2勝目に王手
2014年11月1日(土)午後4:32
国内男子ツアーのマイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメントは1日、兵庫県のABCゴルフ倶楽部で第3ラウンドの競技を行い、2打差3位タイでスタートした小田龍一が5アンダー66をマーク。S・K・ホ(韓)と通算12アンダーでトップタイに並び、ツアー通算2勝目に王手をかけた。
この日の小田は4番、5番で連続バーディを奪うと、7番、8番も連続バーディ。前半に4つスコアを伸ばすと、折り返した10番もバーディとした。その後は12番でボギーを叩いたが、最終18番パー5でしっかりバーディ奪取に成功。第3ラウンドのベストスコアタイ5アンダー66を叩き出し、最終日を最終組で迎えることになった。
2009年の日本オープンを制したが、昨季は副鼻腔炎と体調不良が重なり賞金ランク107位。9年間守ったシード権を失った。今季はその公式戦優勝による5年シードで参戦しているが、現在の賞金ランクは67位。シード権奪還のボーダーライン付近と厳しい戦いが続いている。そんな小田にとって、首位タイで迎える最終ラウンドはツアー2勝目の絶好のチャンス。日本タイトル覇者としての存在感をアピールするためにも復活Vを成し遂げたい。
その他上位陣は、3アンダー68で回った谷原秀人が通算10アンダー単独3位。近藤共弘、小平智、小田孔明らが通算9アンダー4位タイにつける展開となっている。ディフェンディング・チャンピオンの池田勇太は通算7アンダー11位タイ。