国内男子ツアーのHEIWA・PGM Championship in 霞ヶ浦は6日、茨城県の美浦ゴルフ倶楽部を舞台に開幕。今週から5週連続で国内ツアーに出場を予定している石川遼がその初戦に挑む。

　主戦場としている米ツアーでは今季（2014-15シーズン）4戦を終えて、フェデックスカップポイントレース25位とまずまずの滑り出しを見せている石川。今大会では予選ラウンドで池田勇太、I・H・ホ（韓）と同組になった。終盤戦に向け調子を上げてきた今季1勝の池田、TOSHIN GOLF TOURNAMENTで最多アンダーパー記録を更新したホとのバーディ合戦に期待したい。

　その他、ホストプロの宮里優作、賞金ランキングトップの小田孔明、それを追いかける同2位の藤田寛之、前週のマイナビABCチャンピオンシップで5年ぶりの優勝を飾った小田龍一らが参戦。今大会の優勝賞金は国内最高に並ぶ4,000万円、更に賞金ランク3位の岩田寛、5位の金亨成（韓）、6位の竹谷佳孝はWGC-HSBCチャンピオンズ（国内ランキング加算対象外）に出場するため不在としており、結果如何ではレースが一気に熾烈を極める可能性がある。

　シーズンの重要な局面を握る今大会を制し、賞金王争いを有利に進めるのは果たして誰か？