近藤が単独トップで最終日へ 石川は伸ばしきれず34位タイ
2014年11月8日(土)午後4:13
- この記事のキーワード
国内男子ツアーのHEIWA・PGM Championship in 霞ヶ浦は8日、茨城県の美浦ゴルフ倶楽部を舞台に第3ラウンドの競技を終了。近藤共弘が通算15アンダーで単独首位に立ち、トーナメント最終日を迎えることとなった。
近藤は前半こそ2バーディ、1ボギーの1アンダーと我慢のプレーが続くが、バックナインの11番から4ホールで3つスコアを伸ばすと、さらに上がり3ホールを3連続バーディとし、この日8バーディ、1ボギーの7アンダー64をマーク。後続に2打差をつけて、2011年以来となるツアー6勝目を狙う。
通算13アンダーの2位タイには、藤本佳則、谷原秀人、ブラッド・ケネディ(豪)の3人が並んだ。首位と3打差の5位タイには、薗田峻輔、H・W・リュー(韓)の2人がおり、3打差の中に6人がひしめく混戦模様。ラスト18ホールで逆転劇は起こるだろうか。
また、36位タイからスタートした石川遼は、中盤の11ホールまでで2オーバーとスコアを落とすものの、その後13番からの3ホールで2つのバーディ、さらに最終18番でもバーディを取り返し、7バーディ、4ボギー、1ダブルボギーで1アンダー70のラウンド。通算3アンダー34位タイと、優勝の可能性は限りなく低いものの、最終日にどれだけスコアを伸ばすことができるか注目だ。
現在賞金ランクトップの小田孔明は、通算9アンダー7位タイ。同2位の藤田寛之は、通算7アンダーで深堀圭一郎らと同じ14位タイ、前週優勝の小田龍一は通算2オーバー66位タイに沈んでいる。