米チャンピオンズツアーの今季メジャー最終戦 全英シニアオープンは現地時間23日、英国のサニングデールで開幕。ディフェンディング・チャンピオンのベルンハルト・ランガー（独）が連覇を目指す。

　昨季大会では、ランガーは初日から単独トップ発進を決めると、4ラウンド全てで60台をマーク。通算18アンダーまでスコアを伸ばすと、単独2位に入ったコリン・モンゴメリー（スコットランド）に13ストロークの差をつける圧勝。メジャーでの最多ストローク差優勝記録を更新した。

　今季2勝目を狙うランガーの前に立ちはだかるのは、現在賞金ランキングとチャールズ・シュワブカップポイントで首位を走るモンゴメリー。そして、リージョンズ・トラディションと全米シニアオープンに続く、今季メジャータイトル3つ目を狙うジェフ・マガート（米）だ。この3選手を中心に進むと見られる今季メジャー最終戦はどのような様相を呈するだろうか。

　さらに前週、ゴルフの聖地で全英オープンに別れを告げたトム・ワトソン（米）もフィールド入り。今大会が2003年に始まって以来、3度の優勝と8度のトップ10と抜群の相性を誇っている。また、日本勢では井戸木鴻樹、倉本昌弘、須貝昇、奥田靖己が出場する。

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