小田が「諦めない気持ち」で初の賞金王に! 宮本が3度目の大会制覇
2014年12月7日(日)午後6:06
国内男子ツアー今季最終戦のゴルフ日本シリーズJTカップは7日、東京都の東京よみうりカントリークラブを舞台に最終ラウンドの競技を終了。5アンダー65で回った宮本勝昌が、通算9アンダーまでスコアを伸ばし、2001年以来となる同大会3勝目、ツアー通算10勝目を達成した。尚、今大会3位タイに入った小田孔明が、初の賞金王タイトルを決めている。
13年の時を経て42歳宮本が、最終戦王者に輝いた。3打差6位タイから出たこの日は、6番&17番と2つのパー5ホールを含む6バーディを量産。ベテランらしいプレーでボギーを1つにまとめ、最終戦を逆転Vで飾った。10年の日本ゴルフツアー選手権以降、勝利からは見放されていたが、今季は9月のANAオープンを含む2勝を挙げ完全復活。来季は序盤戦から活躍を見せてくれそうだ。
1打差の単独2位にプラヤド・マークセン(タイ)。また、通算6アンダー3位タイに入った小田が悲願の賞金王に輝いた。前日は「72」を叩いて一歩後退したが、最終日は12番からの7ホールで上がり3ホールを含む5バーディを奪って「66」。これまで幾度もチャンスを迎えながら、タイトルとは縁がなかった小田。ラウンド後は「諦めない気持ちでやりました」と、涙ながらに振り返った。
その他上位陣は、小田と並ぶ3位タイに松村道央、武藤俊憲、李尚熹(韓)、通算5アンダー単独7位に藤本佳則。ディフェンディング・チャンピオンの宮里優作は、片山晋呉、小平智らと並ぶ通算3アンダー9位タイでフィニッシュ。石川遼は通算1アンダー単独15位で年内最後の競技を終えている。
ゴルフ日本シリーズJTカップ放送予定
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