国内ツアー28勝を誇る片山晋呉がホストを務める「片山晋呉インビテーショナル ネスレ日本マッチプレー選手権 レクサス杯」が12日、北海道の恵庭カントリー倶楽部を舞台に2回戦と3回戦が終了。片山、今平周吾、近藤共弘、武藤俊憲が準決勝へとコマを進めた。

　1回戦で浅地洋佑を破った片山は2回戦で薗田峻輔と対戦。立ち上がりの2ホールを連続で奪取すると、その後はリード保ったまま迎えた11番からの4ホールを制し、6アンド4で圧勝となった。そして、3回戦では深堀圭一郎を4アンド2で破った昨季国内ツアー賞金王の小田孔明と激突。取られては取り返す激しい展開が続いたが、片山が14番からの2ホールを連取して逃げ切りに成功。見事にベスト4進出を決めた。

　一方、1回戦で石川遼を破った堀川未来夢は2回戦で竹谷佳孝と対決。前日の勢いそのままに、4番までに2アップのリードを奪うと、その後2度追い付かれはしたものの、16番で再びリードし、最終18番も制して2アップで勝利した。しかし、3回戦で対戦した同じ22歳の今平には12番までに3ダウンとリード許し、4アンド3で敗れてベスト8で敗退となっている。

　大会最終日には準決勝と決勝が行われ、決勝進出をかけて片山と今平、近藤と武藤がそれぞれ対戦する。