米男子ツアーのプレーオフシリーズ第3戦、BMW選手権が現地時間17日にイリノイ州のコンウェイ・ファームズを舞台に開幕。これに先立ち発表されたパワーランキング（優勝予想）で、松山英樹が9位にランクインした。

　シリーズ初戦のザ・バークレイズで13位タイ、第2戦のドイツ銀行選手権で25位タイに入り、フェデックスカップ・ポイントランキング16位の好位置で今大会を迎えることとなった松山。最終戦出場の目安となるポイントはすでに手にしているだけに、思い切りの良いプレーで優勝争いに絡みたい。ポイント5位以内に食い込めば、最終戦を優勝することで自力で年間王者の座をつかめるだけに、大一番を前に奮起が期待される。

　優勝予想1位に選ばれたのはジェイソン・デイ（豪）。疲労の影響を口にしていたドイツ銀行選手権は12位タイで終えたものの、オープンウィークを挟んでの今週はコンディションも万全のはず。過去に同一シーズンでシリーズ初戦と第3戦を制した選手はいないが、ザ・バークレイズで6打差の圧勝を収めるなど過去5試合で2勝を挙げた勢いを持ち込めば今大会も優勝を争うことは間違いない。このままポイント1位を維持して最終戦を迎えられるか。

　同ランク2位は、第2戦で2位となったヘンリックステンソン（スウェーデン）。シリーズ初戦から自身初の2週連続予選落ちを喫したジョーダン・スピース（米）が同3位に続いた。以下、今季2勝目で波に乗るリッキーファウラー（米）が同4位につけ、同5位に世界ランキングNO.1のローリー・マキロイ（北アイルランド）が入っている。