石川、首位タイで最終日へ! コース新叩き出した小田と並ぶ
2015年9月19日(土)午後6:05
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国内男子ツアーのANAオープンゴルフトーナメントが19日、北海道の札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コースを舞台に第3ラウンドの競技を終了。今季ツアー初参戦の石川遼は「67」で回り、この日コース新記録の「61」をマークした小田孔明と通算13アンダーで首位を分け合った。
4打差2位タイからのスタートとなった石川は、立ち上がり2番でボギーが先行。しかし、4番からの連続バーディで遅れを取り戻すと、7番、9番とさらにスコアを伸ばして3アンダーで前半を折り返す。バックナインでは難関の11番から連続バーディを奪取。14番でのボギーも17番パー5でしっかり取り返し、7バーディ、2ボギーの5アンダー67でのホールアウトとなった。「いつも面白い勝負が出来る」という小田との優勝争いを制し、ツアー12勝目をホストVで飾ることは出来るだろうか。
立ち上がり2番から立て続けに2バーディを奪った小田は、その後も5番パー5でイーグルを奪うなど前半のうちに一気に5つスコアを伸ばす。その勢いはバックナインに入ってさらに加速。1度もスコアを落とさずに2度の3連続バーディを記録する猛チャージで6つ伸ばし、1イーグル、10バーディ、1ボギーの11アンダー61で前日の31位タイからジャンプアップを果たしている。
通算10アンダー3位タイには昨季王者の宮本勝昌、片岡大育、冨山聡が並び、前日トップのプラヤド・マークセン(タイ)、宮里優作らが通算9アンダー6位タイに続いた。そのほか、高山忠洋、片山晋呉らが通算8アンダー11位タイ。ホストプロの池田勇太は通算6アンダー14位タイに後退している。