女王イ・ボミは7位タイ発進 成田、鈴木、山本が首位に並ぶ
2015年11月19日(木)午後3:54
国内女子ツアーの大王製紙エリエールレディスオープンが19日、福島県いわき市の五浦庭園カントリークラブで第1ラウンドの競技を終了。鈴木愛、成田美寿々、山本薫里の3人が4アンダー68で首位に並ぶ中、賞金女王のイ・ボミ(韓)は2アンダー70で7位タイ発進となった。
前週大会で今季6勝目を挙げて自身初の賞金女王に輝いたイ・ボミ。最終戦へ弾みをつけるべく臨んだ今大会初日は、前半12番でダブルボギーを叩く苦しい立ち上がりも、そこから前半のうちに3バーディを奪って1アンダーで折り返す。2番でバーディ先行となった後半は、8番ボギーで一歩後退も最終9番のバーディで2アンダー70。前後半ともに粘り強いゴルフを見せトップと2打差の好位置につけた。
現在賞金ランキング10位の成田は、前半をノーボギーの3アンダーで折り返すと、8ホール続けてパープレーとしたあとの後半7番でこの日4つ目のバーディを奪取。4バーディ、ノーボギーの安定したラウンドで今季3勝目へ好スタートを切っている。
トップと1打差の4位タイには菊地明砂美、表純子、イ・ナリ(韓)の3人。さらに1打差の7位タイにはイ・ボミのほか、青木瀬令奈、上田桃子、笠りつ子らが並んだ。最終戦出場の条件である賞金ランク25位以内に食い込むため、表、青木らは気の抜けない戦いが続く。一方、来季シード権獲得の当落線上に位置する柏原明日架、福田裕子は1オーバー73の35位タイ、馬場ゆかり、北田瑠衣は2オーバー74の49位タイから上位進出を狙う。