松山は11位タイで週末へ 賞金王決めたい金庚泰は「65」で急浮上
2015年11月20日(金)午後4:29
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国内男子ツアーのダンロップフェニックスが20日、宮崎県のフェニックスカントリークラブを舞台に第2ラウンドの競技を終了。ともにこの日5つ伸ばした藤本佳則、タンヤゴーン・クロンパ(タイ)の2人が通算7アンダーの首位に並ぶ中、「65」をマークした金庚泰(韓)が2打差4位タイに急浮上。昨季覇者・松山英樹は通算4アンダー11位タイに順位を上げた。
トップと5打差の17位タイから出た松山は、出だし1番からバーディ発進を切ると、さらに5番、6番と連続バーディをマーク。その後は9番ボギーで一歩後退となったものの、2アンダーで迎えた後半に1つ伸ばし、5バーディ、2ボギーの3アンダー68で首位と3打差の好位置につけている。
また、今大会での賞金王確定を目指す金は、この日ベストの「65」をマークし、前日の29位タイから4位タイにジャンプアップ。6バーディ、ノーボギーの完璧なゴルフで賞金ランク2位の池田勇太や宮里優作らと4位タイに並び、一気に優勝争いに食い込んだ。
前日トップの竹谷佳孝は通算6アンダー単独2位に後退。17位タイから出たダニー・リー(ニュージーランド)は2つ伸ばして通算3アンダー14位タイとなった。また、29位タイから上位浮上を狙った石川遼は、2オーバー73と崩れ、通算2オーバー47位タイで予選ラウンド通過。一方、ジミー・ウォーカー(米)は通算5オーバー66位タイに順位を落とし、マッテオ・マナセロ(伊)らとともに予選落ちを喫している。