松山、連覇に向けて4位タイに浮上 宮里優作が優勝に王手
2015年11月21日(土)午後4:03
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国内男子ツアーのダンロップフェニックスが21日、宮崎県のフェニックスカントリークラブを舞台に第3ラウンドの競技を終了。ディフェンディング・チャンピオンの松山英樹が4アンダー67で回り、通算8アンダー4位タイに浮上した。
11位タイから出た松山は、前半を2バーディ、2ボギーで前半を折り返すと、12番をバーディとしたものの、終盤までスコアが伸びない我慢の展開に。それでも17番をバーディとすると、最終18番パー5では2打目でピンに寄せてイーグルを奪取。1イーグル、4バーディ、2ボギーの内容でトップとは4打差の開いたものの、逆転での連覇を視界に捉えて最終日へ挑むこととなった。
リーダーボードのトップは、通算12アンダーの宮里優作。出だしの1番こそボギーとしたものの、7番までに3つバーディを取り返すと、バックナインでは16番までに3バーディ。さらに18番パー5ではイーグルを奪取し、バックナインは「30」でラウンド。トータル7アンダー「64」を叩きだし、昨年4月以来となる優勝に向けて絶好の位置につけた。
通算9アンダーの単独2位には「68」で回った藤本佳則。通算9アンダーの単独3位には、額賀辰徳がつけている。松山と同じ4位タイグループには、賞金ランキングトップの金庚泰(韓)、池田勇太、近藤共弘、今平周吾らがつけている。また、47位タイで予選ラウンド突破した石川遼は、5バーディ、3ボギーの2アンダー69で通算イーブンパー39位タイとなっている。