日本ゴルフツアー機構（JGTO）は7日、都内のホテルで2015年シーズンの表彰式を開催。2010年以来の賞金王に輝いた金庚泰（韓）が最優秀選手賞を含む6冠に輝き、今季2勝の石川遼は「Most Impressive Player（MIP）」に選出された。

　今季最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の余韻も冷めやらぬ中、各部門別ランキングで1位に輝いた選手をはじめ、ツアーを盛り上げた多くの選手が今季の活躍を称えられた。自身2度目の賞金王となった金は、最優秀選手賞、賞金ランキング賞、平均ストローク賞、パーキープ率賞、パーオン率賞、ゴルフ記者賞の6部門で受賞を果たし「1月に結婚して、4月には子供も生まれて。人生が凄く変わって頑張らなければいけない、その中で賞金王になれたことは本当に嬉しい」と大きな喜びを表している。

　また、ゴルフ日本シリーズJTカップで自身初のメジャータイトルを獲得した石川は、ファンの投票によって決まるMIPを9年連続で受賞。11月のダンロップフェニックスを制した宮里優作は、平均ストロークや平均パットなど9部門の順位をポイント化し総計したUnisysポイントランキング賞とトータルドライビング賞の2冠を達成した。

　そのほか、最優秀新人賞には、トップ10入り4回で賞金ランク14位に入った宋永漢（韓）が選ばれ、谷口徹が平均パット賞に、岩田寛がバーディ率賞に輝いている。

【各賞受賞者】

最優秀選手賞／金庚泰
賞金ランキング賞／金庚泰
最優秀新人賞 島田トロフィ／宋永漢
Unisysポイントランキング賞／宮里優作
平均ストローク賞／金庚泰
チャレンジ賞金ランキング賞／森本雄
平均パット賞／谷口徹
パーキープ率賞／金庚泰
パーオン率賞／金庚泰
バーディ率賞／岩田寛
イーグル率賞／金度勲
ドライビングディスタンス賞／額賀辰徳
フェアウェイキープ率賞／稲森佑貴
サンドセーブ率賞／マシュー・グリフィン
トータルドライビング賞／宮里優作
ゴルフ記者賞／金庚泰
Most Impressive Player／石川遼