国内男子&アジアンツアー共催大会SMBCシンガポールオープンが現地時間28日、シンガポールのセントーサゴルフクラブを舞台に開幕し、第1ラウンドの競技を行ったものの、サスペンデッドによる順延が決定。世界ランクNo.1のジョーダン・スピース（米）が4アンダー67でラウンドし、暫定3位タイ発進となった。

　今季すでに米ツアーで1勝を挙げているスピースは、インスタートとなった立ち上がりの10番をバーディとすると、前半最後の18番でもスコアを伸ばし、2アンダーでハーフターン。バックナインでも2つのバーディを積み重ねると、18ホールを通じてノーボギーと完璧なプレーでトップと1打差の好位置につけた。

　リーダーボードの暫定トップは、5アンダー66で回ったキース・ホーン（南ア）とベリー・ヘンソン（米／17ホール終了）。スピースと並ぶ暫定3位タイには、12ホールを終了した小林伸太郎、安秉勲（韓）、ナムチョーク・タンティポカクル（タイ）がつけている。昨季国内ツアー1勝の谷原秀人は、インスタートの前半を5アンダーとするも、後半2つスコアを落として失速し、3アンダー68で暫定7位タイとなっている。

　池田勇太は1アンダー69で回り、川村昌弘（17ホール終了）、Y・E・ヤン（韓）らと並び、暫定21位タイ。今年から選手会長に就任した宮里優作は、イーブンパー71で暫定37位タイとなっている。世界ランキング50位のジェイミー・ドナルドソン（ウェールズ）は1オーバー72で回り、小平智、片岡大育、堀川未来夢（11ホール終了）らと並び、暫定55位タイ。昨季国内ツアー賞金王の金庚泰（韓）は2オーバー73で藤田寛之らと暫定78位タイと出遅れている。