開幕戦は3日連続サス 小林が日本人最高の暫定3位タイに
2016年1月30日(土)午後9:31
国内男子&アジアンツアー共催のSMBCシンガポールオープンが現地時間30日、シンガポールのセントーサゴルフクラブを舞台に順延となっていた第2ラウンド残りと第3ラウンドの競技を行ったものの、日没により3日連続のサスペンデッドが決定。第3ラウンド残りの競技は翌31日の午前7時30分から再開されることとなった。
順延続きの3日間を終えて暫定単独トップに立ったのは宋永漢(韓)。前日に第2ラウンドを「63」で回り終えていた同選手は、第3ラウンドの13ホールを2バーディ、2ボギーの足踏みで終えて通算9アンダー。後続に1打差をつけ暫定ながら前日からの首位の座をキープした。宋に次ぐ通算8アンダー暫定2位には梁津萬(中)がつけている。
日本人最高の通算7アンダー暫定3位タイは小林伸太郎。ツアー初勝利を目指す29歳は第2ラウンドを2アンダー69で締めると、迎えた第3ラウンドでは13ホールを4バーディ、2ボギー、1ダブルボギーのイーバンパーでラウンド。暫定首位から順位を落としたキース・ホーン(南ア)とともに、トップと2打差から逆転の機会をうかがう。
暫定6位タイからのスタートとなった世界王者ジョーダン・スピース(米)は、第2ラウンドを1アンダー70で回って7位タイに後退。第3ラウンドは16ホールを消化して1アンダーとし、谷原秀人、貞方章男らと通算6アンダー暫定5位タイに並んでいる。そのほか、通算3アンダーで決勝ラウンドに進んだ池田勇太、宮里優作は、片岡大育、川村昌弘、藤本佳則、安秉勲(韓)らと通算3アンダー16位タイとなった。
なお、昨季の国内賞金王・金庚泰(韓)は通算4オーバーで予選落ち。また、欧州ツアー14勝を数えるダレン・クラーク(北アイルランド)は通算4オーバー、同4勝のジーブ・ミルカ・シン(インド)は通算10オーバーで決勝ラウンド進出を逃している。