現地時間4日、国内男子＆アジアンツアーの共催大会・ レオパレス21ミャンマーオープンがミャンマーのロイヤルミンガラドンゴルフ＆カントリークラブで開幕。2013年まで過去13回開催されたミャンマーのナショナルオープンが3年ぶりに復活する。

　前週のSMBCシンガポールオープンに続くアジアシリーズ第2戦に、開幕戦でツアー初勝利を飾った宋永漢（韓）や昨季の国内賞金王・金庚泰（韓）、選手会長・宮里優作、池田勇太、小田孔明らが日本ツアーから出場する。直近の2013年覇者はチャワリット・プラポール（タイ）。アジアンツアーで4勝、日本でも2004年のANAオープンを制している強豪だ。

　世界王者ジョーダン・スピース（米）を退けての開幕Vにも「これからも1試合1試合、全力を尽くしていきたい」と気を引き締める宋。念願の初勝利で世界ランキングではアン・ビョンホン、金庚泰に次ぐ韓国勢3番手の113位に浮上しており、夏場までにさらなる活躍を見せればリオデジャネイロ五輪出場も夢ではない。日本勢も宮里、池田らはここで少しでも同ランクの順位を上げたいところだ。

　また、今大会には開幕戦で日本人トップの4位タイに入った小林伸太郎や、6位タイとなった谷原秀人らも出場。川村昌弘や藤本佳則、片岡大育も2週連続で上位争いに食い込めるか。そのほか、藤田寛之や平塚哲二といったベテラン勢、21歳の稲森佑貴をはじめとした若手の活躍にも期待がかかる。