海外男子
タイガーのキャディが他選手からのオファーを断る
2016年2月10日(水)午後2:26
- この記事のキーワード
昨年10月にキャリア3度目となる腰の手術を受け、ツアーから離脱中のタイガー・ウッズ(米)の復帰を多くのファンが待ち続けている。しかし、ギャラリー以上に元世界No.1の復活を心待ちにしているのが彼のキャディを務めるジョー・ラカバ氏だ。スポーツ専門ケーブルTV局「ESPN」のインタビューを受けたラカバ氏は、他の選手からパートタイムでのオファーを受けたものの、それを拒否したことを明らかにした。
インタビューのなかでラカバ氏は「名前は出さないが、何人か選手からアプローチがあった。しかし、それには丁寧に断りを入れたよ。自分のプランはタイガーの復帰を待つことだけだ」と話し、タイガーが休養中に他の選手のキャディを務める考えはないと語った。
しかし、タイガーが最後にプレーしたのは昨年8月のウィンダム選手権で、6か月近くトーナメントから遠ざかっている。その間、ラカバ氏もツアーを離れることとなっているが「確かに寂しいよ。友人や他のキャディたちと夕食を共にしたい。そして、何よりも勝利が恋しい」と、実戦から離れる寂しさを明かした。
タイガーは、12月に行われたヒーロー・ワールド・チャレンジ以来、公の場には姿を現していない。復帰時期は未だ明らかになっていないが、それでもラカバ氏は「言いたいことは分かるが、自分にとってタイガーは最初の日から特別な存在なんだ。そして、これからも特別であり続ける」と語り、タイガーの復帰を我慢強く待つと話している。