国内男子
青木がJGTO新会長に就任「人生賭けて、とことんやる」
2016年3月5日(土)午後0:03
日本ゴルフツアー機構(JGTO)は4日、都内で社員総会と理事会を開き、青木功の新会長就任を発表した。任期は2年。前任の海老沢勝二氏は名誉会長の職に就く。
「プレーヤーとして全うしようと思っていた」とこれまで生涯現役への意志を表してきたゴルフ界のレジェンドだが、かねてから選手会長の宮里優作や同副会長の横田真一から再三の就任要請を受けており「気迫に負けた。それだけ頼りにしてくれるなら」と4代目新会長就任を決断したという。
その脇を固めるのはツアーの現場に精通した面々。副会長には選手会長の宮里や日本プロゴルフ協会(PGA)元会長の松井功氏らが抜擢され、理事には歴代選手会長の池田勇太や横田真一ら選手会メンバーが5名選ばれた。また、特別顧問には“ジャンボ”こと尾崎将司を迎え、若手らとの懸け橋として丸山茂樹を相談役に据えている。
「人を育む」を新体制下での第一理念とした青木新会長。ツアー参戦も「少しは許されている」とプレーへの意欲ものぞかせる一方、若手育成等を通じた男子ゴルフ界の人気回復など課題解決の難しさも承知の上で「やると決めたからには私も人生を賭けて、一生懸命にとことんやる」と新会長としての決意を表している。