国内女子
T.ルーが逆転Vで大会初の連覇達成! 西山は逃げ切りならず
2016年3月6日(日)午後5:19
国内女子ツアーの今季開幕戦 ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメントが6日、沖縄県の琉球ゴルフ倶楽部を舞台に最終ラウンドの競技を終了。通算8アンダーに伸ばした昨季覇者テレサ・ルー(台)が、大会史上初の連覇を達成した。
2打差2位タイからのスタートとなったルーは、伸ばしどころの4番パー5でイーグルを奪って単独トップに躍り出ると、直後5番のボギーからはパープレーが続く我慢の展開。後半立ち上がりには、序盤の失速から持ち直した西山に逆転されたものの、15番から圧巻の3連続バーディで抜け出し、最終的に後続と3打差がついた逆転Vに「運が良かった。3連覇出来るように頑張ります」と笑顔を見せた。
2打リードから逆転を許した西山は3バーディ、3ボギー、1ダブルボギーの2オーバー74で通算4アンダー3位タイ。出だしからの5ホールで3つスコアを落とす苦しい展開から一時はイーブンパーに戻すも、15番からの4ホールで2ボギーを喫し、悔しい結果となった。
通算5アンダーの単独2位につけたのは笠りつ子。ルーと同じく2位タイから出た松森彩夏、申ジエ(韓)が西山とともに3位タイに入った。5打差7位タイからスタートした昨季賞金女王のイ・ボミ(韓)は、前半でノーボギーの3アンダーで回り上位を追走するも、後半で2ボギーと後退し、通算2アンダー単独6位で4日間を終えている。