昨季女王イ・ボミが柏原、飯島とのプレーオフを制して今季初優勝!
2016年3月13日(日)午後5:25
国内女子ツアーの今季第2戦、ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップが13日、高知県の土佐カントリークラブで最終ラウンドの競技を終了。昨季賞金女王のイ・ボミ(韓)がプレーオフを制し、ツアー通算16勝目を挙げた。
単独トップから出たキム・ハヌル(韓)ら上位陣がスコアを伸ばせず苦しむなか、3打差の単独3位から出たイ・ボミは、立ち上がりの1番をバーディとする幸先の良いスタートを見せる。そこから16番までスコアカード通りのプレーが続く我慢の展開となったが、最終18番のバーディでトップタイに。2アンダー70でホールアウトし、通算8アンダーでともに「69」で回った柏原明日架、飯島茜と並んで54ホールを戦い終え、勝負の行方は史上初の5年連続となるプレーオフで決することとなった。
18番パー4の繰り返しで行われたプレーオフは、3ホール目まで3者譲らずパーセーブを続ける展開に。迎えた4ホール目で柏原と飯島はバーディを逃したが、イ・ボミは約4メートルのバーディパットをねじ込み、開幕2戦目にして今季初勝利を手にした。また、2012年大会に続く、今大会2勝目ともなっている。
その他上位は、通算7アンダーの4位タイにキム、渡邉彩香、6アンダー「66」と猛チャージをかけた鈴木愛が並んだ。通算6アンダー7位タイには上田桃子と福田真未。開幕戦で7位タイに入った森田遥は通算5アンダーで吉田弓美子らと並んで9位タイとなり、2戦連続でのトップ10フィニッシュとなった。一方、ホステスプロの森田理香子は通算イーブンパー28位タイに終わっている。