キム・ハヌルが3度目の正直で今季初勝利! 申、吉田は逆転ならず
2016年3月27日(日)午後5:25
国内女子ツアーのアクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKIが27日、宮崎県のUMKカントリークラブを舞台に最終ラウンドの競技を終え、3週続けて単独トップで最終日を迎えたキム・ハヌル(韓)が、通算9アンダーで逃げ切り完全優勝。“3度目の正直”でツアー2勝目を飾った。
過去2戦は完全優勝のチャンスを逃したキムだが、ついに今季初白星を手にした。1打リードで迎えたこの日、前半は2バーディ、1ボギーと伸び悩むも、勢いのない後続との差を広げてハーフターン。後半も序盤は伸ばし切れない展開となったが、16番で距離のあるバーディパットを沈めると、18番パー5ではサイドバンカーからピンそばにつけてスコアを伸ばし、5バーディ、2ボギーの「69」でホールアウト。最終的に2位と5打差の圧勝となった。
1打差2位タイから出た申ジエ(韓)は、この日1つスコアを落とし、通算4アンダーで単独2位。同じく2位タイから逆転を目指した吉田弓美子は、3オーバー75と崩れ、昨季覇者の笠りつ子やテレサ・ルー(台)、菊地絵理香、堀琴音、アン・ソンジュ(韓)らと同じ通算2アンダー3位タイで大会を終えている。
そのほか、アマチュアの勝みなみ(鹿児島高2年)は、上田桃子らと並ぶ通算1アンダー11位タイでローアマチュア獲得。地元宮崎勢は大山志保、永峰咲希が通算1オーバー20位タイ。ここまで2週連続で2位タイに入っていた柏原明日架は、通算2オーバー30位タイとなった。