T.ルーと李が首位タイ浮上 2差4位に笠 渡邉、アマ勝は5位タイ
2016年4月1日(金)午後6:08
国内女子ツアーのヤマハレディースオープン葛城が31日、静岡県の葛城ゴルフ倶楽部 山名コースで第2ラウンドの競技を終え、今季1勝のテレサ・ルー(台)とこの日5つ伸ばした李知姫(韓)が通算4アンダーの首位タイに浮上。2打差4位に笠りつ子が続き、昨季覇者の渡邉彩香は5位タイとなった。
開幕戦に続く今季2勝目を目指すルーは、1番のボギー発進から2番、4番とバーディで立て直して1アンダーの折り返し。後半はスコアを落とすことなく15番バーディで2アンダーとし、3バーディ、1ボギーのラウンドで前日3位タイからの奪首となった。また、28位タイから出た李は、5バーディ、ノーボギーの内容で「67」をマーク。上り2ホールの連続バーディでルーに追い付いた格好だ。
以下、1打差の単独3位にユン・チェヨン(韓)。首位タイから4位に後退した笠は、ノーバーディ、1ボギーの1オーバー73で通算2アンダーとし、トップと2打差で大会を折り返した。前日3位タイの渡邉は、2アンダーで迎えた12番から4ホールで4つスコアを落とすなど後半に苦戦し、3バーディ、2ボギー、1ダブルボギーで順位を下げている。
アマチュアの勝みなみ(鹿児島高2年)は2バーディ、ノーボギーの2アンダー70で回り、渡邉と申ジエ(韓)、木戸愛、永峰咲希と並ぶ通算1アンダー5位タイにつけた。そのほか、ツアー初勝利を目指す柏原明日架はキム・ハヌル(韓)らと同じ通算3オーバー26位タイ。前日首位タイの馬場ゆかりは「80」の大乱調で通算5オーバーとし、44位タイで決勝ラウンドに駒を進めている。