現地時間7日開幕の米男子ツアー、マスターズ（ジョージア州、オーガスタナショナルGC）を前に、同大会のパワーランキング（優勝予想）がツアー公式サイトで発表された。

　優勝候補筆頭に選ばれたのは、メジャー初制覇を目指すリッキー・ファウラー（米）。過去5度の出場全てで予選通過を果たし、直近の2年間は5位タイ、12位タイとトップ15につけた。ツアートップのボギー回避率や前週大会でトップのパーオン率を記録した点、今季ここまでトップ10入り5回と安定した数字を残していることなどが評価された。

　次点に選ばれたのは、出場過去2試合を連勝で駆け抜けたジェイソン・デイ（豪）。世界王者に返り咲いて迎えたマスターズでメジャー2連勝に挑む。以下、3位には同じく今季2勝のアダム・スコット（豪）、4位にはキャリアグランドスラムのかかるローリー・マキロイ（北アイルランド）が続き、昨季覇者ジョーダン・スピース（米）は5位となっている。

　そのなかで、日本から唯一出場の松山英樹は11位にランクイン。昨季大会では最終日にノーボギーの「66」をマークし、メジャー自己最高の5位に入った。今季は2月にツアー2勝目を挙げており、日本勢初のメジャー制覇に期待がかかる。