国内男子
復活のパナソニックOP 川村は3年越しの連覇なるか?!
2016年4月20日(水)午後1:19
国内男子ツアーとアジアンツアー共催のパナソニックオープンが21日、千葉カントリークラブ 梅郷コースで幕を開ける。装い新たに2013年大会以来の開催となる同大会に、前回覇者の川村昌弘や選手会長・宮里優作、今季初白星を狙う池田勇太らが参戦する。
2013年の初優勝で得たアジアンツアーシード権を足掛かりに、これまでアジア、欧州と世界での転戦を続けてきた川村。アジアンツアーでは今季すでに国内、欧州との共催含め7試合に出場し、賞金ランクは13位と上位につける。前週の国内初戦では優勝争いに絡めなかったが、今週は日本&アジア両ツアーの賞金加算対象とあってモチベーションも高く、世界への切符をつかんだ今大会でツアー2勝目となるか注目だ。
国内ツアー勢は、前週大会で今季初白星を挙げた金庚泰(韓)やプレーオフで金に敗れた近藤共弘、そして単独3位に入った永野竜太郎など勢いに乗りたい選手らがフィールド入り。現在、リオデジャネイロ五輪出場圏内の片山晋呉もここで世界ランク日本勢2番手の位置を固めたいところだろう。同ランク上位の池田、宮里や、藤本佳則、谷原秀人の奮起も期待される。
また、フィリピン期待の21歳、ミゲル・タブエナや国内ツアー1勝の梁津萬(中)にマーダン・ママット(シンガポール)らリオ五輪の各国有力候補たちの活躍も見逃せない。そのほか、国内4勝を挙げているジーブ・ミルカ・シン(インド)の出場も決定している。