大山が逆転で10年ぶりの大会2勝目! アン、笠が2位タイ
2016年4月24日(日)午後3:31
国内女子ツアーのフジサンケイレディスクラシックが24日、静岡県の川奈ホテルゴルフコース 富士コースを舞台に最終ラウンドの競技を終了。大山志保が4アンダー68で回り、通算11アンダーで今季初勝利を挙げた。
トップと3打差の単独6位から出た大山は、前半こそ2番のバーディのみにとどまり1アンダーで折り返したものの、サンデーバックナインでは12番パー5でバーディが先行。さらに1つ伸ばして迎えた最終18番パー4で2打目をピンそば1メートルにピタリとつけるスーパーショットでバーディとすると、ホールアウト時点ではアン・ソンジュ(韓)が1打リードしていたものの、2014年の賞金女王が18番でダブルボギーを喫したことにより、今年最初のトロフィを手にした。また、今大会での優勝は2006年大会以来、10年ぶりとなった。
通算10アンダーの2位タイには、アンと熊本出身の笠りつ子が入った。アンは単独トップで迎えた最終18番の2打目をグリーン手前のバンカーに入れると、3打目はピンをオーバー。パーパットはカップの右を通り過ぎると、返しのパットも決めることができなかった。通算9アンダーの4位タイには、原江里菜、渡邉彩香、昨季賞金女王のイ・ボミ(韓)が並んでいる。
鈴木愛、松森彩香らが通算7アンダーで7位タイ。今季好調の柏原明日架は3アンダー「69」とスコアを伸ばし、通算6アンダー10位タイで大会を終えた。ディフェンディング・チャンピオンの藤田光里は通算5アンダーでテレサ・ルー(台)、金田久美子らと並び12位タイ。ローアマチュアには通算6オーバー48位タイに入った山口すず夏(共立女子第二高1年)が輝いている。