4日連続のサスペンデッドで月曜決着となった欧州ツアー、深センインターナショナルが現地時間25日、中国のゲンゾンGCを舞台に最終ラウンドの残り競技を終了。イ・スミン（韓）が通算16アンダーで逃げ切り、後続と2打差で完全優勝を果たした。

　前日の日曜に第3ラウンドを「68」で締め、第1ラウンドからの首位を守ったイ・スミン。アレクサンダー・レヴィ（仏）、リー・スラッテリー（英）と通算14アンダーの首位に並んで最終ラウンド残り5ホールをプレーしたこの日は、レヴィとスラッテリーがともに1つ落としたのに対し、イは16番からバーディ、イーグルと後続を突き放し、最終的に「71」で最終18ホールを終了。荒天による順延続きの5日間を制し、ツアー初白星を飾っている。

　通算14アンダーの2位タイはツアー4勝のヨースト・ルーテン（オランダ）と同1勝のブランドン・ストーン（南ア）。通算13アンダーの4位タイにレヴィとスラッテリー、そして今季1勝のスコット・ヘンド（豪）が続いた。

　そのほか、前日のうちに最終ラウンドを「66」で回り終えていたバッバ・ワトソン（米）は、通算10アンダーの8位タイでフィニッシュ。ミゲール・A・ヒメネス（スペイン）は通算8アンダー13位タイ。昨季覇者のキラデク・アフィバーンラト（タイ）は通算4オーバー65位タイに終わっている。