国内女子
38歳の福嶋浩子が嬉しいツアー初優勝! 姉・晃子と史上初の姉妹V
2016年5月1日(日)午後5:51
国内女子ツアーのサイバーエージェント レディスゴルフトーナメントが1日、静岡県のグランフィールズ カントリークラブを舞台に最終ラウンドの競技を終了。福嶋浩子がキム・ハヌル(韓)をプレーオフで下し、ツアー初優勝を飾った。
2打差の単独首位から出た福嶋は、前半に2つのバーディ(1ボギー)を奪ってトップのまま前半を折り返す。後半では11番、12番、13番をボギー、バーディ、ボギーとスコアを落とすと、16番ホールでは距離のあるパーパットを外し、返しのパットも入らずダブルボギー。初優勝のプレッシャーからなのか、17番でもパーパットを外すと、3アンダー69で回ったハヌルに追いつかれ、両者ともに通算5アンダーで勝負の行方はプレーオフへと持つこれむ。
18番ホールで行われたプレーオフは、1ホール目で決着となった。ハヌルが2メートル弱のパーパットを外しボギーとしたのに対し、福嶋はしっかりとパーセーブに成功。38歳にして悲願のツアー初優勝を挙げた。この勝利で国内ツアー24勝を誇る姉、福嶋晃子との国内女子ツアー初の姉妹優勝を達成した。
その他上位は、トップと1打差の単独3位にイ・ボミ(韓)、通算3アンダーの4位タイには今季初勝利を狙った笠りつ子、辻梨恵が入っている。一方、トップと2打差の単独2位でスタートした鈴木愛はスコアを4つ落とし、通算2アンダーで原江里菜と並んで6位タイとなっている。