国内女子
申が逆転で今季初優勝 イ・ボミは3連覇ならず
2016年5月15日(日)午後5:09
国内女子ツアーのほけんの窓口レディースが15日、福岡県の福岡カンツリー倶楽部 和白コースを舞台に最終ラウンドの競技を終了。申ジエ(韓)が4アンダー68で回り、通算10アンダーで今季初勝利を挙げた。
トップと2打差の3位タイから出た申は、立ち上がりの1番からバーディを奪う幸先の良い滑り出しを見せると、5番、9番でもスコアを伸ばして3アンダーとし、前半を単独トップで折り返す。サンデーバックナインは12番でボギーが先行するも続く13番からは連続バーディをマーク。さらに、1打リードで迎えた16番のバーディで後続を突き放した。
一方、史上4人目となる同一大会3連覇を狙ったイ・ボミ(韓)は1番をボギー発進とするなど、2バーディ、2ボギーのイーブンパー72とスコアを伸ばすことができず、通算8アンダーでキム・ハヌル(韓)と並んで2位タイ。3位タイから出た笠りつ子は、2オーバー74とスコアを落とし、通算4アンダー6位タイに終わっている。
アマチュアの勝みなみ(鹿児島高3年)は、5バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの2アンダー70でラウンドし、通算3アンダーで吉田弓美子、鈴木愛と6位タイに入っている。渡邉彩香は通算1アンダー11位タイ。ロレックスランキング(女子世界ランキング)で日本人2番手につける大山志保は通算2オーバー24位タイとなっている。