ヤマハ株式会社は17日、女子プロゴルファーの野村敏京と用具使用契約を締結したことを発表した。本契約により、野村は契約選手として、同社のゴルフブランド「RMX（リミックス）」のクラブをはじめ、「YAMAHA」及び「RMX（リミックス）」ロゴ入りのキャップ・キャディバッグなどを使用し、国内外のトーナメントに出場する。

　野村は10歳でゴルフを始め、14歳で日本ジュニアゴルフ選手権を制覇。2011年にアメリカでプロ転向し、同年5月には日本で国内女子ツアー「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」で優勝を果たした。

　そして今年2月には「ISPSハンダ・オーストラリアン女子オープン」で米女子ツアー初優勝、4月には「スインギング・スカートLPGAクラシック」で米ツアー2勝目を挙げている。現在ロレックスランキング（女子世界ランキング）22位（2016年5月16日付）で日本勢トップ。リオデジャネイロ五輪出場選手の最有力候補になっており、若手ゴルファーの中でも今後の活躍が大いに期待されている選手だ。

　先月、五輪出場者に義務付けられる選手団のユニフォーム採寸、メディカルチェックなどのために帰国した野村。「優勝するために試合に出ているので、出場したら必ず金メダルを獲れるよう頑張る」と意気込みを口にしている。