片岡は2オーバーで11位タイ後退 S.ストレンジが4打差に抜け出す
2016年5月20日(金)午後6:25
国内男子ツアーの関西オープンゴルフ選手権競技が20日、和歌山県の橋本カントリークラブで第2ラウンドの競技を終了。「65」で回ったスコット・ストレンジ(豪)が4打差トップに抜け出す中、川村昌弘、薗田峻輔が日本勢最高の5打差3位タイにつけ、昨季覇者・片岡大育は7打差11位タイに後退した。
初日の「67」で1打差2位タイからのスタートとなった片岡は、パープレーを続けて迎えた8番でボギーが先行も、この日最難関の9番ですぐさま取り返してイーブンパーの折り返し。しかし、後半はノーバーディ、2ボギーと落とす一方となり、1バーディ、3ボギーの「73」で通算スコアは2アンダー。首位との差は大きく開いたが、41年ぶりの大会連覇へ週末のチャージが期待される。
2打差5位タイから首位に躍り出たストレンジは、前半のうちに2度の3連続バーディで急浮上。欧州、アジアンツアーでも優勝経験のある39歳は後半、1バーディ、1ボギーとペースを落としたが、それでも前日首位の朴ジュンウォン(韓)らが伸び悩んだこともあり、通算9アンダーで小さくないリードを手に入れている。
通算5アンダー単独2位はイーブンパー71と伸ばせなかった朴。9位タイから順位を上げた川村は1イーグル、3バーディ、3ボギーの2アンダー69で回り、この日1つ伸ばした薗田と上位に並んだ。以下、通算3アンダー5位タイには、選手会長の宮里優作や近藤共弘ら6人が続く。
そのほか、2位タイから出た14歳のアマチュア・三田真弘(京山中3年)は、「75」と落としながらも通算イーブンパー16位タイで決勝ラウンド進出。今季1勝の池田勇太は1アンダー70と伸び悩み、通算2オーバー34位タイから巻き返しを狙う。