国内女子
鈴木がプレーオフを制してツアー2勝目! 藤本、上原は一歩及ばず
2016年5月22日(日)午後4:49
国内女子ツアーの中京テレビ・ブリヂストンレディスオープンが22日、愛知県の中京ゴルフ倶楽部 石野コースで最終ラウンドの競技を終了。鈴木愛がプレーオフを制して、今季初優勝を手にした。
トップタイで最終日を出た鈴木は、2番でバーディが先行したものの、4番と6番でボギーを喫するなど前半はイーブンパーで折り返す。後半は13番でバーディをマークしたものの、1打リードで迎えた最終18番パー4の2打目がグリーンをオーバー。池に入る直前でボールは止まったものの、長い距離のパーパットが残りボギー。通算9アンダーで藤本麻子、上原美希と並んでプレーオフへと突入する。
18番の繰り返しで行われたプレーオフでは、1ホール目で藤本が2打目をバンカーに入れて3オンとなったのに対し、鈴木と上原がバーディを奪い、藤本が脱落。続く2ホール目では上原がバーディパットを外したが、一方の鈴木はしっかりとバーディと取って決着。2014年の日本女子プロゴルフ選手権以来となるツアー2勝目を挙げた。
通算8アンダー単独4位に6アンダー「66」をマークした川満陽香理。通算7アンダー5位タイには渡邉彩香、テレサ・ルー(台)、福田真未らが並んでいる。現在賞金ランキングで2位につけるキム・ハヌル(韓)は通算4アンダー20位タイ。アマチュアの勝みなみ(鹿児島高3年)は、通算3アンダー25位タイでベストアマに輝いている。