今季2勝の金が「64」で奪首! 日本勢トップは23歳今平
2016年5月27日(金)午後6:11
国内男子ツアーの?全英への道?ミズノオープンが27日、岡山県のJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部で第2ラウンドの競技を終え、出場2試合連続Vを狙う金庚泰(韓)が「64」で奪首。3打差2位に朴相賢(韓)が続き、23歳の今平周吾が日本勢トップの4打差3位となった。
直近3戦2勝。2戦前の中日クラウンズで今季2勝目を挙げた“鬼”がトーナメントリーダーに躍り出た。トップと2打差から午前アウトスタートのこの日は、伸ばしどころの2番パー5でバーディを先行させると、前半のうちにさらに2つ伸ばしてハーフターン。9番でこそ唯一のボギーを叩いたが、後半はノーボギーのまま12番からの7ホールで5バーディのチャージをかけ、通算11アンダーでツアー13勝目へ絶好の位置を確保した。
昨季賞金ランキング24位でシード権をつかんだ今平は5バーディ、1ボギーのラウンドで、2打差3位タイからの浮上。トップと4打差で迎える週末はツアー初勝利も視野に、上位4名(有資格者除く)に与えられる全英オープン(7/14?17日/スコットランド、ロイヤルトルーンGC)出場権獲得へ勢いを加速させたい。
その他上位は、通算6アンダー4位タイにこの日2つ伸ばした谷原秀人。通算4アンダー7位タイには前日首位タイの小平智、近藤共弘らが並ぶ。小平は最終18番パー5のダブルボギーで1オーバー73と、最後の最後に悔いの残るラウンドとなった。
以下、片山晋呉や藤田寛之、永野竜太郎らが通算3アンダー10位タイ。昨季覇者の手嶋多一は通算1アンダーで22位タイにつける。そのほか、今季1勝の池田勇太は通算3オーバーで辛くも予選通過。一方、選手会長の宮里優作は通算9オーバー120位タイで決勝ラウンドを前に姿を消している。