塚田が「66」で逆転! ツアー初優勝をメジャーで飾る
2016年6月5日(日)午後4:13
国内男子ツアーのメジャー初戦、日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hillsが5日、茨城県の宍戸ヒルズカントリークラブ 西コースを舞台に最終ラウンドの競技を終了。塚田陽亮が5アンダー66でラウンドし、通算2アンダーでツアー初優勝を飾った。
トップと4打差の12位タイから出た塚田は、2番から連続バーディと幸先の良いスタートを切ると、5番でもバーディを奪うなど前半を2アンダーでハーフターン。サンデーバックナインでも、11番、13番でスコアを伸ばすと、終盤の17番もバーディとし、7バーディ、2ボギーとこの日のベストスコアをマーク。ツアー初勝利をメジャー大会で掴んでみせた。これにより、今大会は6年連続でツアー初優勝者が制覇することとなった。
1打差の単独2位にはマイケル・ヘンドリー(ニュージーランド)。単独2位からの逆転を狙った谷原秀人は前半をノーボギーの2アンダーでプレーし、一時単独トップに立ったものの、13番と15番から連続ボギーを喫するなど、イーブンパー71とスコアを伸ばすことができず、通算イーブンパーでアダム・ブランド(豪)と並んで3位タイに終わっている。
トップタイから出た朴相賢(韓)は通算1オーバーまでスコアを落とし、ショーン・ノリス(南ア)らと並んで5位タイ。宮本勝昌、谷口徹、矢野東、J.B.パク(韓)らが通算4オーバー10位タイとなっている。藤田寛之は5オーバー76と崩れ、通算6オーバー17位タイ。昨季賞金王の金庚泰(韓)も7オーバー78と大きくスコアを落として、通算11オーバー36位タイとなっている。