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R.マキロイもリオ五輪辞退 ジカ熱を懸念
2016年6月23日(木)午後2:57
世界ランキング4位のローリー・マキロイ(北アイルランド)が22日、リオデジャネイロ五輪出場を辞退すると表明した。欧州ツアー公式サイトや多くの海外メディアが一斉に報じている。
アイルランド代表としての出場が予想されていたマキロイは「熟考の末、この夏に開催されるリオデジャネイロ五輪への出場を辞退することを決めた」と声明を通じて発表。「近親者と話し合い、自分や家族の健康が第一ということに気付いた。ジカ熱にかかる危険性は低いとされているが、それでもリスクではあるし、そんなリスクは負いたくない」と決断理由を説明した。
IGF(国際ゴルフ連盟)は今回の発表を受け、「ジカ熱がローリーの辞退につながったことは残念」とする一方で「選手個々の状況」に対する理解も示した。リオ五輪ゴルフ競技は、これまでにアダム・スコット(豪)、チャール・シュワーツェル、ルイス・ウーストハウゼン(ともに南ア)らも出場を見送っており、相次ぐ大物選手の辞退が波紋を呼んでいる。