E.グリジョが単独首位で最終日へ 太田が日本勢トップの5位タイ
2016年6月25日(土)午後2:47
国内男子ツアーのISPSハンダグローバルカップが25日、石川県の朱鷺の台カントリークラブで第3ラウンドの競技を終え、前日首位タイのエミリアーノ・グリジョ(アルゼンチン)が通算14アンダーの単独首位に。グリジョをはじめとした外国勢が上位を占める中、太田直己が日本勢トップの通算11アンダー5位タイにつけている。
ルーキーながら今季米ツアーの開幕戦を制したグリジョ。2日目の「67」で首位タイからのスタートとなった3日目は、1番から連続バーディで勢いよく飛び出すと、前半のうちにさらに2バーディを重ねてハーフターン。しかし、対照的に10番から連続ボギーを叩いた後半は、13番からの4ホールで3バーディを奪うも18番ボギーで伸ばし切れず、7バーディ、3ボギーの4アンダー67でのホールアウトとなった。
通算13アンダーの2位にタンヤゴーン・クロンパ(タイ)が続き、通算12アンダー3位タイには朴相賢、朴ジュンウォンの韓国勢が並ぶ。前日の「63」で8位タイに急浮上していた太田はこの日4つスコアを伸ばしての5位タイ浮上。チャール・シュワーツェル(南ア)、ビクトル・デュビッソン(仏)らとともに逆転V圏内で最終18ホールに向かう。
通算10アンダー9位タイは宮本勝昌とメジャー3勝のパドレイ・ハリントン(アイルランド)。宮本と同じく8位タイから出た池田勇太は2アンダー69で通算9アンダー11位タイに順位を下げた。そのほか、昨季覇者の武藤俊憲は16番パー5でアルバトロスを達成し、3アンダー68で通算7アンダー16位タイ。今大会では宮本が初日に同じ16番でアルバトロスを記録している。