国内男子ツアーの今季メジャー第2戦、日本プロゴルフ選手権 日清カップヌードル杯が7日からの4日間、北海道クラシックゴルフクラブで開催。腰痛を理由に今年の2月から長期離脱していた石川遼がこの大会で復帰する。

　石川は2月の「ウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープン」で腰痛を訴え、続く「AT＆Tペブルビーチ・プロアマ」を欠場。その後、腰椎椎間板症と診断され、治療に専念してきたが、万全とはいかないまでも、5か月ぶりにようやく戦いに挑めるまで回復した。

　また、石川と同じくこの大会で復帰するのが2度の賞金王に輝いた伊澤利光だ。2012年シーズンを最後に戦列から離れ、引退説も囁かれていたが、3年8か月ぶりに舞台に帰ってきた。「今までに作り上げたものをいったん崩して、ゼロからまた積み上げていくつもり」と48歳の伊澤が新たな第一歩を踏み出す。

　そのほか、ホストプロの池田勇太、ディフェンディング・チャンピオンのアダム・ブランド（豪）、前週の「長嶋茂雄 INVITATIONALセガサミーカップ」で今季初優勝を飾った谷原秀人も参戦。1926年から続く歴史と伝統のあるトーナメントで制すのは誰なのか、目が離せない。