国内女子ツアーのｍｅｉｊｉ カップが5日、北海道の札幌国際カントリークラブ 島松コースで開幕。ディフェンディング・チャンピオンの西山ゆかりが師匠の芹澤信雄と共に連覇に挑む。

　昨年この大会で、師匠の芹澤信雄がキャディーを務めるなか、悲願のツアー初優勝を飾った西山ゆかり。通算8アンダーに並んだ鈴木とのプレーオフにもつれ込み、2ホール目で意地のバーディを奪って、ツアー初優勝に涙を浮かべた。連覇達成に向けて今年も師匠と共に挑む。

　そのほか注目は地元出身の菊地絵理香と藤田光里。昨年、菊地は通算5アンダーで優勝には3打届かなかったものの、多くの地元ファンを引き連れて大会を盛り上げた。藤田は14年から2年連続で予選落ちを喫しているが、菊地とともに地元での初優勝に期待がかかる。

　また、2年連続賞金女王を狙うイ・ボミ（韓）や前週大会でツアー初優勝を飾ったささきしょうこ、キム・ハヌル（韓）、渡邉彩香、笠りつ子ら実力者も揃う。森田遥、永井花奈、柏原明日架ら若手にも期待が集まる。