渡邉が首位タイ発進 1打差に青木、2打差に笠、森田、アマ小祝ら
2016年8月12日(金)午後4:24
国内女子ツアーのNEC軽井沢72ゴルフトーナメントが12日、長野県県軽井沢町のNEC軽井沢72ゴルフ北コースを舞台に開幕し、第1ラウンドの競技を終了。渡邉彩香と李知姫(韓)が6アンダー66で首位を分け合い、1打差3位に青木瀬令奈が続いた。
リオデジャネイロ五輪代表入りを僅差で逃して今大会に臨むこととなった渡邉が、今季初勝利へ絶好の位置につけた。2番パー5でバーディ先行の前半を3バーディ、1ボギーで折り返すと、後半は10番から3連続、15番からは2連続バーディのチャージを披露。17番のボギーで一歩後退も、8バーディ、2ボギーの内容で、昨季惜敗(2位タイ)の雪辱へ向けても最高のスタートとなった。
ツアー初勝利の欲しい青木は6バーディ、1ボギーの5アンダー67でトップと1打差。さらに1打差の4位タイには、笠りつ子、全美貞(韓)といった強豪のほか、アマチュアの小祝さくら(飛鳥未来高3年)や、昨年のファイナルQTで4位に入った森田遥、同5位の三ヶ島かなら若手が続き、3アンダー69の9位タイには、前月のプロテストをトップ合格した永井花奈や菊地絵理香、西山ゆかり岡山絵里らが名を連ねた。
また、米ツアーからスポット参戦の上原彩子は2アンダー70の20位タイ、横峯さくらは1アンダー71の29位タイとなった。一方、第4肋軟骨の炎症や花粉症などのアレルギーの影響で開幕戦以来の出場となった諸見里しのぶは、「76」の97位タイと出遅れている。