国内女子
鈴木が単独トップで週末へ ボミは3連続ボギーで4打差2位タイ
2016年8月26日(金)午後6:12
国内女子ツアーのニトリレディスゴルフトーナメントが26日、北海道の小樽カントリー倶楽部で第2ラウンドの競技を終え、今季1勝の鈴木愛が通算7アンダーの単独首位に浮上。連覇を狙うイ・ボミ(韓)は通算3アンダー2位タイで大会を折り返した。
トップと1打差の2位タイから出た鈴木は前半、4バーディを奪う一方でボギーを1つに抑えて折り返すと、後半は出だしから8ホール続けてパープレーと静かな展開。2組後ろで前半4つ伸ばしていたイ・ボミとしばらく首位を並走したが、同選手が終盤に3連続ボギーで急失速したのに対して鈴木は18番バーディとさらに伸ばし、最終的に2位タイのイ・ボミらに4打差と小さくないリードを手にした。
連覇でのツアー20勝目を目指すイ・ボミは、前半4バーディ、ノーボギーと大きく伸ばすも、後半14番から立て続けに3つ落として後退。比嘉真美子、青木瀬令奈と並ぶ2位タイと前日2打差6位タイから順位こそ上げるも、トップとの差は2打広がっている。同選手らと1打差、通算2アンダー5位タイには、2週前に今季初勝利を挙げた笠りつ子とキム・ハヌル(韓)、藤田さいき、大江香織、井上沙紀の5人が続いた。
前日首位の表純子は「75」と崩れ、通算1アンダー10位タイで決勝ラウンドへ。昨季大会ローアマの小祝さくら(飛鳥未来高3年)はアマチュアトップの通算2オーバーで、ホステスプロ永峰咲希や昨季2位の渡邉彩香らと並ぶ24位タイで大会を折り返している。